自分の仕入れた土地にビルを建てる。
快感です!
2003年入社
開発部 用地課 課長
専修大学 経営学部卒
当社が展開している商業ビルの開発用地ならびに収益物件(売りビル)の取得を行っております。
主な業務は不動産仲介会社・金融機関・建設会社・設計事務所・税理士事務所などとのコネクションづくりで、これらの人々との接触を密にしながら売却物件の情報収集活動を行っています。
当社の厳しい購入基準をクリアできる物件は滅多にありませんが、そのような希少物件の情報をいかに他社に先駆けて仕入れるかが重要な業務となります。そのためにも日頃からの親密な人間関係の構築が大切となります。
商業ビルの開発用地及び収益物件の取得となると数十億単位の取引となることもありますので細心の注意が必要です。
物件情報の中で優良と思われるものについては、マーケット調査などの経済的側面、建物の現状や建築基準法をはじめとする関連法令遵守状況などの物理的側面、賃貸借契約書の内容などの法律的側面について広範かつ詳細な調査を行います。そのためにも日頃から多角的なマーケットリサーチを心掛けて優良物件を見極める力を養わなければなりません。
あとは家族や友人などと街を歩いている時に『あのビルはうちの会社が持っていて購入は自分が担当した』と自慢できるような駅前の目立つ場所に物件を取得したいですね。会社にとっても立地の優位性は不動産の価値の劣化を防止する最も有力な要因で、将来に渡り安定した収益を生みます。
会社の顔となるような物件を取得すること。これが私のチャレンジです。
現在の部署に配属されて間もない頃、とある不動産仲介会社を訪問し、先方の社長より開発用地の情報紹介を受けました。当時は知識が乏しかったため、『会社に持ち帰って検討いたします』と答えたところ、『この場である程度は良し悪しの判断や、いくら位なら検討できるのかを即答できないようでは駄目だ。時間の無駄だ。』とお叱りを受けました。当時は景気も比較的良くライバル企業が競って物件を取得しており、ちょっとの時間差で物件が売れてしまうという時期でした。この先方の社長の一言で自分の力の無さを痛感し、建築の勉強などを必死にしたのを覚えています。
いろいろな方との出会いが日々自分を成長させてくれているのだと思います。
夏期休暇を最大16連休取れること、海外旅行が好きな私にとってはこれが非常に魅力です。
現在は子供がまだ小さいため、なかなか海外へは行けませんが、独身だった頃は毎年のようにバックパックで東南アジア各国を巡りました。ツアーではなかなか体験できないような旅をすることができ人間的にも成長できたかなと思います。子供がもう少し大きくなったら、さすがにバックパックとはいきませんが、家族で旅行を楽しみたいと思っています。
積極的に先輩訪問をして、実際にその企業で働く人の話を聞いてみてください。説明会では聞けないような話が聞けると思います。
私も就職活動の時に第一志望だった企業のOBを訪問し、直接話を伺いました。しかしながら自分の思い描いていたものとは違ったため第一志望を変更した、そんな記憶があります。入社してから『こんなはずではなかった』という事がないように積極的に行動してください。